本日は2名の初診がご来院。
なんと!!
2人とも『5歳の幼児』でした。
【午前に来院された5歳の女の子】
お母様が産後からの歩行痛で悩んでおられ、姿勢も身体のバランスも崩れていた中で通院していくなかでみるみる改善していき施術中の会話の中で『5歳でも身体の左右差がでてくる』旨を話すと是非うちの娘も見てください。という流れで診ることに。
大人も子供も同じく、症状が無くても身体のバランスが崩れていたり硬い個所や機能が低下してる箇所が必ずあります。
5歳の女の子も症状はありませんが、既に左右差があるケースもあります。
今回は左の●●と背中に施術が必要なポイントが見つかりました。
【午後に来院された5歳の男の子】
サッカーの練習したその夜に、首の下と腰に痛みを訴えたそうだ。
その後は整形外科にて受診するも原因不明で当院を受診された。
お母様が健康に携わるお仕事柄とても理解があり、幼児期に身体の歪む原因や現状の問題点をしっかり説明させていただきました。
この子の場合は、5歳ながら股関節の硬さが左右で違っていた。(左右の脚の長さも1㎝もズレていた)
また少し触るだけでも肩に力が入ってしまうほど過緊張が起こりやすい身体になっていた。
過緊張の原因は、筋肉に力が入りやすいだけでなく神経が高ぶっていることが考えられます。
交感神経や脊髄神経の緊張によって自分では力を入れているつもりはなくても無意識に肩や背中に力が入ってしまう状態。大人でも結構多いです。
施術後は股関節も左右ともに可動域が正常に。
脚の長さもきれいに揃い、肩の高さも左右同じ高さに戻りました。
まだ小さい子供の場合、あまり症状が出にくいため身体の異常に気がつけないのが現状。
そのためこの幼児期の身体の歪みの始まりにいち早く気づいてあげるかが重要となる。
もしこれを放置していくと、小学生から中学生に上がるにつれて身体の歪みはより深刻になっていく。
スマホやゲーム、受験勉強などで常に下を向く生活が続き外で運動する機会も減る。
ランドセルや習い事のバックもかなり重量があり成長期における子供の身体にとっても多きな負担になっている。
やがて数年も続く身体の歪みや身体の緊張は、子供の身体にもSOSサインとして出てくる。
肩こり、頭痛、吐き気、腹痛、不眠、だるさ、起立性調節障害など自律神経症状も小学生や中学生に現れてくる。
近年、体調不良による子供たちの不登校も急増中だ。
虫歯予防のために子供に1歳~2歳くらいから歯磨きを教えるのは当たり前となっている。
しかし、背骨の予防や身体のメンテナンスの必要性に気づいている大人は非常に少ない。
なぜなら大人自身がメンテナンス予防をしていないからだ。
当院に来院されている7~8割の患者様は、その重要性に気づいて一生懸命自分の身体をメンテナンス予防しに通院されています。
もっと世の中が、背骨(姿勢・歪み)の予防や身体の機能向上に向けたメンテナンスを大事にしていただきたいと思える一日でした。
頭痛・腰痛・自律神経専門
大井町駅前整骨院